STATESMAN

選挙権

満20歳以上(投票日の翌日が20歳の誕生日の場合まで含む)の日本国民に与えられる。地方選挙に関しては、3か月以上当該選挙区内に住んでいることが必要とされる。ただし、満20歳以上であっても、犯罪を行った場合等で選挙権が停止されることもある(公民権の停止)。 日本国籍を持たない人にも選挙権を与えるべきとの主張も一部あるが実現に至っていない(外国人参政権問題)。 また、日本国憲法の改正手続に関する法律附則において、選挙権年齢を18歳以上となるよう法制上の措置を講ずることが盛り込まれた。

政治家

政治家とは、古代の君主、領主、閣僚、議員の他、古代におけるあらゆる政体、地位、勢力、信任或いは戦争による勝利に基づきの権力を掌握した人々、または執政にあたった人々を指す。 マックス・ヴェーバーは、「政治家の本領は『党派性』と『闘争』である」と指摘している。そのうえで、政治家に求められる資質として 未来を構想しながら、現実を変革していこうとする情熱 現状をいまそこにあるままに、しかも一定の距離感覚をもって理解できる洞察力 政治がときには暴力を手段として選ばざるを得ないことを踏まえた結果責任への自覚 の3つを挙げている。 近現代の代表民主政治のもとでの政治家は、なんらかの「代表」である、ということによって正当性を賦与されている。

国会

国会は、衆議院と参議院によって構成される。両議院とも、主権者である国民の選挙によって選ばれた国会議員(衆議院議員480人、参議院議員242人)により組織される、民選議院型の両院制である(衆議院は下院、参議院は上院に相当する)。 両議院を補佐する機関として、各議院に事務局と法制局が置かれ、また議院に直属しない補佐機関として国立国会図書館がある。このほか、日本国憲法に定める国会による裁判官の弾劾を行うため、裁判官訴追委員会と裁判官弾劾裁判所が置かれている。

政治家の歴史

古代から近代にかけての政治家は、朝廷、幕府、藩の主体たる天皇、大名、将軍をはじめ、その重臣たる公卿や宿老、家老など執政・参政の地位にあった者を指すことが多い。 現代の日本では、国会議員、地方首長、地方議員などが代表的な存在である。比喩として、政治的な感性のある人、或いは巧妙な言動を取る人に対して政治家と呼ぶ場合もある。 政治を志している人(政治活動家)も政治家と呼んで差し支えない。行政において裁量権を持つ高級官僚は政治家に含めないことが多いが、広義の意味では政治家に含める場合がある。 また、政治よりもお金や権力など利権を得ることに熱心と思われる政治家を蔑称して政治屋(せいじや)と呼ぶこともある。日本の政治家の中に、暴力団と深いつながりを持っている者がいることも、こうした揶揄を生む理由となっている。 近年では、親族や親戚の後を継承した世襲政治家や、タレントとしての知名度を武器に当選したタレント政治家の割合が増えつつあるが、このような形で政治家となることに疑問を呈する意見もある。

衆議院の定数

日本国憲法が施行されて、初めて召集された第1回国会は、第22回総選挙(1947年4月25日執行)で選出された議員により構成された。この総選挙は、第92回帝国議会で新憲法に考慮して改正した衆議院議員選挙法(同年3月31日公布)に基づいて行われた。選出方法は中選挙区制で、定数は466人。 1950年に衆議院議員選挙法を廃止して、新たに公職選挙法を制定した。このときは、選出方法・定数とも変わらず、中選挙区制・定数466人と定められた。1953年には奄美群島復帰により1増の467人、1964年に19増の486人、1971年には沖縄復帰により5増の491人となり、1975年に20増の511人と増員された後は、この定数が1986年まで続いた。定数是正の直接の理由は、産業構造の変化に伴い、都市部への人口集中が起こったことから一票の格差が問題とされるようになったことである。ただ、増員ばかりが続いた背景には、減員が現職議員の失職に繋がるものであることや、与党にとって不利な定数変更とならないことに配慮した、などの点が指摘されている。 1983年、一票の格差が3倍以上に達する場合には憲法14条に反するとも解される最高裁判所の判決が出された。これを受けて、1986年に初めての減員を含む8増7減(8選挙区で1人ずつ増員し、7選挙区で1人ずつ減員。差し引き1増)の512人となる。さらに、1992年には9増10減(9選挙区で1人ずつ増員し、10選挙区で1人ずつ減員。差し引き1減)の511人となった。 1993年、いわゆる政治改革の一つとして選挙制度改革が論じられた。その結果、従来の中選挙区制は廃止し、小選挙区比例代表並立制が導入された。同時に定数も改定され、511人から500人(小選挙区300人、比例代表200人)に大幅減員された。2000年に比例代表の定数について20削減され、2005年現在の定数は480人(小選挙区300人、比例代表180人)となっている。これは、国民27万人あたり1議席の割合となり、世界的に見ると人口の割には定数がかなり少ない部類に入る。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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